この記事の更新情報
- 公開。東京都・23区・政令指定都市の公式サイト、内閣府地方創生推進室の事務連絡、首相官邸会見、財務省、e-Gov法令、国税庁 No.1490、厚生労働省通知をもとに作成
2026年秋、物価高対策の給付はほとんどが受付を終えました。それでも申請すれば受け取れるものが残っており、最大は東京都の11,000ポイントです。マイナンバーカードを持つ都内在住の15歳以上が対象で、申請は2027年4月1日までできます。区や市の商品券は10月5日・10月10日・10月30日と締切が続きます。手元の券の使用期限は2026年12月31日に集中しており、まずポストと財布を確認してください。
結論:いま動くべきものは3つだけ
| やること | 期限 | 金額の目安 |
|---|---|---|
| 東京都の東京アプリ生活応援事業に申請する[東京都] | 2027年4月1日 | 11,000ポイント |
| 自分の区・市の商品券の申込締切を見る | 10月5日〜10月30日 | 2割〜3割の上乗せ |
| もらった券・カードの使用期限を確かめる | 多くは2026年12月31日 | 5,000円〜1万円 |
順番が大事です。都の申請は半年先まで受け付けますが、券の期限と区の締切は数日で迫ります。近いほうから片づけてください。
いまが配布のピークです。1,000億円の重点支援地方交付金は2026年8月25日が初回の交付決定日でした[首相官邸 令和8年8月25日会見]。原資は自治体へ渡り、締切が秋に集中しています。
まだ申し込めるもの(2026年9月25日時点)
各自治体の公式ページで確認した、いまから動けるものだけを並べます。
| 自治体 | 事業 | 金額 | 締切・期間 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 東京アプリ生活応援事業 | 11,000ポイント | 2027年4月1日まで[東京都] |
| 品川区 | プレミアム付デジタル商品券 | 5,000円で6,000円分 | 申込 10月5日まで[品川区] |
| 品川区 | うれしなカードの再々発送 | 5,000円相当 | 9月30日まで[品川区] |
| 港区 | 紙商品券への切替依頼 | 1万円分 | 9月30日まで[港区] |
| 世田谷区 | 決済アプリのポイント還元(申請不要) | 中小個店で1割 | 10月10日まで[世田谷区] |
| 新宿区 | 私立学校就学者等支援給付金 | 小23,000円・中29,000円 | 申請 10月30日まで[新宿区] |
| 荒川区 | デジタルお買い物券(先着) | 5,000円で6,500円分 | 購入 12月31日まで[荒川区] |
| 江戸川区 | デジタル商品券 | 1万円で11,000円分 | 申込 10月1日開始[江戸川区] |
| 京都市 | 京都ポイント(市公式アプリ) | 1人5,000円相当 | 2027年2月28日まで[京都市] |
2026年9月23日に各公式ページで確認。世田谷区の還元は区の電子地域通貨で支払うだけで受けられます。
- 対象はマイナンバーカードを持つ15歳以上の都内在住者
- 申請期間は2026年2月2日から2027年4月1日まで
- 申請しないと1円も入らない
- ポイントの使用期限は都のページに記載がない
区の給付は3,000円から1万円が中心でした。都の枠はそれを上回り、23区も多摩地域も対象です。
手元の券の期限は12月31日に集中している
申込が終わった事業でも、券やカードはまだ生きています。取りこぼしが多いのはここです。
| 自治体 | もらったもの | 使用期限 |
|---|---|---|
| 台東区 | おこめ券 | 期限なし[台東区] |
| 墨田区 | おこめ券・電子ギフト | 2026年9月30日[墨田区] |
| 港区 | 紙商品券 | 2026年10月31日[港区] |
| 板橋区 | ギフトカード(1万円) | 2026年12月31日[板橋区] |
| 江東区 | 区内共通商品券 | 2026年12月31日[江東区] |
| 足立区 | 商店街応援券 | 2026年12月31日[足立区] |
| 江戸川区 | 紙商品券 | 2026年12月31日[江戸川区] |
| 品川区 | うれしなカード | 2027年1月31日[品川区] |
| 葛飾区 | デジタル商品券 | 2027年1月31日[葛飾区] |
墨田区のおこめ券は2026年9月30日で終わります。公開日から数えてあと5日です。港区の紙商品券への切替依頼も同じ9月30日が締切です。
使い忘れた分は自治体から国へ返す設計です。国は自治体に対し、換金期限を定めて未換金分を返還できるようにするよう求めています[内閣府 事務連絡 令和8年6月5日]。使わなければ本当に消えます。
板橋区は1万円のギフトカードをいまも再発送中です。届いた覚えがなければ区へ問い合わせてください。
もう終わったもの:非課税世帯給付とおこめ券
期待を持たせないために、終わったものも正直に書きます。検索でよく出る言葉ほど、いまは空振りです。
| よく探される給付 | 2026年9月25日時点 |
|---|---|
| 住民税非課税世帯への給付 | 3〜7月に受付終了。札幌市は「現在、実施中の給付金はありません」と掲示[札幌市] |
| 全区民への現金給付 | 足立区・大田区・文京区などいずれも6〜7月で締切 |
| おこめ券 | 23区で台東・墨田の2区のみ、政令市は0。世田谷区は「おこめ券の配布はございません」と明記[世田谷区] |
| 区独自の水道料金の減免 | 23区では実施なし。東京都が全区共通で基本料金4か月分を無償化(申請不要)[東京都] |
| 川崎市・さいたま市の商品券 | 川崎は9月24日で申込終了[川崎市]、さいたまは8月31日で利用期限[さいたま市] |
全体像は非課税世帯の給付・減免一覧にまとめています。
国はこの冬の給付をまだ決めていない
もう一度給付が来ると考えて待つのは危険です。決まっていることと決まっていないことを分けます。
| 項目 | 2026年9月25日時点 |
|---|---|
| 令和8年度補正予算 | 第1号が6月5日に成立して完了。第2次補正は編成されていない[財務省] |
| 秋の総合経済対策 | 閣議決定されていない |
| 重点支援地方交付金 | 1,000億円の初回交付決定が8月25日。いま配分中[首相官邸] |
| 10月以降の電気・ガス料金支援 | 未公表。実施済みは7〜9月の3か月分(標準家庭で約5,000円)[首相官邸] |
| 飲食料品の消費税 | 1%へ下げる大綱を9月15日に閣議決定。令和9年4月から令和11年3月。法案はこれから[財務省] |
冬の補助の行方は電気・ガス代補助の再開、1%引下げの中身は飲食料品の消費税1%引下げにまとめました。国の次の一手は給付ではなく2027年4月の減税です。
同じ交付金でも還元率は自治体で違う
国は食料品への支援を市区町村の必須項目としましたが、金額も方法も自治体の裁量です[内閣府 事務連絡 令和7年12月16日]。結果として中身が大きく割れました。
- 大阪市はプレミアム率3割(1万円で13,000円分)[大阪市]
- 名古屋市は1口1,300円分を1,000円で販売[名古屋市]
- さいたま市は5,000円で7,500円分の5割だった[さいたま市]
- 川崎市・福岡市は公式ページにプレミアム率の記載がない
神戸市は現金も商品券も配っていません。銭湯の大人料金を570円に据え置く補助や、こども食堂への市産米の配送に振り向けています[神戸市]。同じ財源でも住む場所で受け取り方が変わります。
自分の市区町村を5分で調べる手順
全国の一覧表は作れません。中身が自治体ごとに違い、更新も早いからです。どこでも使える調べ方を置きます。
- 「自治体名+重点支援地方交付金+実施計画」で検索する。国は実施計画と活用状況をホームページで速やかに公表するよう自治体に求めています[内閣府 事務連絡 令和8年6月5日]。
- 一覧の「生活者支援」の欄を見る。商品券・電子クーポン・地域ポイント・おこめ券のどれかが載っています[内閣府 事務連絡 令和8年4月1日]。
- 商工・産業振興の課のページも見る。給付は福祉系、商品券は産業系と窓口が分かれているためです。
- 11月と12月にもう一度見る。実施計画の第3回提出期限が2026年10月30日で、ここで積まれた事業が秋の終わりに発表されます[内閣府]。
- 券の裏面と封筒を確認する。使用期限と問い合わせ先は券そのものに書かれています。
申請が要らない給付は放っておいても届きます。消えるのは申請が要るものだけです。今日の5分はそこに使ってください。
もらった給付に税金はかかるのか
ほとんどの人に税金は出ません。ただし根拠は給付の種類ごとに違います。
| 給付の種類 | 税金の扱い |
|---|---|
| 物価高対応子育て応援手当(1人2万円) | 法律で非課税。差押えもできない[法令検索 施行規則第1条] |
| 法律で指定された物価高騰対策給付金 | 租税その他の公課を課せない[法令検索 令和5年法律第81号第4条] |
| 自治体独自のおこめ券・商品券 | 原則は一時所得。特別控除50万円があるため税額は出ない[国税庁 No.1490] |
| 水道料金の減免・給食費の補助 | 金銭の支給ではないので所得にならない[内閣府 事務連絡] |
- 受け取った経済的利益 10,000円+9,680円=19,680円
- 一時所得の特別控除 最高50万円を差し引く
- 一時所得の金額は0円。申告も納税も不要
※計算式は「総収入金額-支出した金額-特別控除額(最高50万円)」です(国税庁 No.1490)。本サイトの試算で、国税庁の計算例ではありません。保険の満期金がある年は合計で判定します。
来年の住民税非課税の判定には響かない
「給付で非課税世帯でなくなるのでは」という心配をよく聞きます。なりません。判定に使う合計所得金額は、50万円の特別控除に吸収されて増えないからです。
生活保護では収入認定に上限がある
生活保護の世帯では、非課税世帯向け給付金などを1世帯3万円以内まで収入として認定しない扱いが示されています。子どもがいれば1人2万円を加えた額までです[厚生労働省 令和6年12月20日通知]。自治体独自の給付は趣旨に応じた扱いです。
よくある質問(期限・申請・税金)
東京都の11,000ポイントは、いつまでに申請すればよいですか。
2027年4月1日までです。東京アプリから申請します。対象はマイナンバーカードを持つ15歳以上の都内在住者です。
商品券を使っていません。期限を過ぎるとどうなりますか。
使えなくなります。未換金の分は自治体から国へ返す設計だからです。多くの区は2026年12月31日が期限です。
給付金や商品券をもらったら確定申告は必要ですか。
ほとんどの場合は不要です。子育て応援手当などは法律で非課税です。自治体独自の商品券は理屈のうえでは一時所得ですが、50万円の特別控除があるため税額は出ません。
この冬に新しい給付金は出ますか。
2026年9月25日時点では決まっていません。第2次補正予算も秋の経済対策も閣議決定されていないためです。ただし11月から12月に自治体独自の事業が出る可能性はあります。
参考リンク(出典)
- 東京都 東京アプリ生活応援事業——11,000ポイントの対象と期間
- 首相官邸 令和8年8月25日 会見——初回交付決定日、電気・ガス支援
- 内閣府 事務連絡 令和8年6月5日——換金期限と返還、公表義務
- 内閣府 事務連絡 令和7年12月16日——食料品支援は市区町村の必須項目
- 財務省 飲食料品に係る消費税率の臨時的な引下げ——令和9年4月から令和11年3月
- 物価高騰対策給付金に係る差押禁止等に関する法律——差押禁止と非課税の条文
- 国税庁 No.1490 一時所得——特別控除50万円と計算式
- 厚生労働省 令和6年12月20日 社援保発第1220001号——生活保護の収入認定
自治体の事業は2026年9月23日に各公式サイトで確認しました。期限は変更されることがあります。
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