【世界一わかりやすい】e-Taxで確定申告するやり方

スマホとマイナンバーカードがあれば、自宅から最短で完了。

確定申告書等作成コーナーとe-Taxを使えば、税務署に行かず・書類を郵送せず、画面の案内に沿って入力するだけで申告できます。本ページは、はじめての方が「準備 → 作成 → 送信 → 納付/還付」の流れで迷わないよう、2026年(令和7年分)の最新仕様で手順をやさしく解説します。

30秒でわかる結論

① 用意するのはマイナンバーカード読み取り対応スマホ(+2つのパスワード)。
② 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、画面の質問に答えるだけ。
マイナポータル連携を使えば、源泉徴収票・医療費・ふるさと納税などが自動入力されてさらにラク。
④ 入力 → 送信 → (納税 or 還付)。還付はe-Taxなら最短約3週間

そもそもe-Taxとは?(紙の申告との違い)

e-Tax(イータックス)は、確定申告などの国税の手続きをインターネットで行える国の公式システムです。書類を作る「確定申告書等作成コーナー」と、作った書類を送る「e-Tax送信」をあわせて使います。

e-Tax(オンライン)紙で提出
提出方法自宅からスマホ/PCで送信税務署へ持参・郵送
添付書類多くが省略可(保管のみ)原本の添付が必要なものあり
還付の早さ最短約3週間1〜1.5か月程度
受付時間24時間(メンテ時間除く)税務署の開庁時間
自動入力マイナポータル連携で可不可(手書き)

はじめ方は「マイナンバーカード方式」が基本

e-Taxのログイン方法には2種類ありますが、これから始めるならマイナンバーカード方式が現実的です。

マイナンバーカード方式おすすめ

  • マイナンバーカード+読取対応スマホ(又はICカードリーダー)
  • マイナポータル連携で自動入力が使える
  • 事前の税務署訪問が不要

ID・パスワード方式

  • 税務署で発行したID・パスワードでログイン
  • 2025年10月1日に新規発行を停止(発行済みの人は引き続き利用・再発行は可)
  • マイナポータル連携は使えない
スマホだけで完結できるように進化中

スマホにマイナンバーカード機能(スマホ用電子証明書)を登録すれば、毎回カードを読み取らなくても申告書の作成・送信ができます。Androidは対応済み、iPhoneも令和8年(2026年)1月から「iPhoneのマイナンバーカード」で対応し、本人確認がよりスムーズになりました。

STEP1:準備するもの

  • マイナンバーカード(有効なもの)
  • 読み取り対応のスマホ(又はPC+ICカードリーダー)
  • 2つのパスワード:利用者証明用=数字4桁/署名用=英数字6〜16桁
  • 収入・控除の書類(源泉徴収票、各種控除証明書など)→ 必要書類チェックリストで確認
  • 還付がある場合は本人名義の口座情報
パスワードのロックに注意

署名用パスワードは5回、利用者証明用は3回連続で間違えるとロックされます。思い出せない場合はコンビニの端末や市区町村の窓口で再設定できます。申告前に確認しておきましょう。

STEP2〜3:作成して送信する(画面の流れ)

  • 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、「作成開始」を選ぶ。
  • 提出方法で「e-Tax(マイナンバーカード方式)」を選択し、案内に従ってスマホでカードを読み取りログイン。
  • マイナポータル連携を行うと、対応している源泉徴収票・控除証明書などが自動で取り込まれる(次の章参照)。
  • 画面の質問に沿って、収入(給与・年金・事業など)と控除(医療費・寄附金・保険料など)を入力。自動入力された項目は内容を確認するだけ。
  • 計算結果(納税額 or 還付額)が自動表示されるので確認する。
  • 還付の場合は受取口座を入力 → 電子署名(署名用パスワード)を行う。
  • 送信して完了。受付結果(受信通知)が表示・保存される。
途中保存ができる

入力データは途中で保存して再開できます。一気に終わらせる必要はありません。提出前なら何度でも見直し・修正が可能です。

マイナポータル連携で「自動入力」できるもの

マイナポータル連携を使うと、次のようなデータをまとめて取得し、申告書へ自動入力・自動計算できます(発行元がマイナポータル連携に対応していることが条件)。手入力と転記ミスが大幅に減ります。

主な自動入力の対象

給与所得の源泉徴収票/医療費/寄附金(ふるさと納税ほか)/生命保険料・地震保険料/社会保険料/iDeCo・小規模企業共済・国民年金基金の掛金/公的年金等の源泉徴収票/住宅ローン控除関係 など。

※対象や対応事業者は拡大中です。最新の対応状況は国税庁・マイナポータルの案内でご確認ください。

STEP4:納付の方法/還付の受け取り

還付(戻ってくる)場合

  • 登録した口座へ振込
  • e-Taxなら最短約3週間で還付
  • 処理状況はマイナポータル等で確認可

納付(払う)場合の方法

  • 振替納税(口座引落し・期限が後ろ倒し)
  • ダイレクト納付/ネットバンキング
  • クレジットカード/スマホアプリ納付
  • コンビニ(QRコード)/窓口

つまずきやすいポイント Q&A

スマホでマイナンバーカードが読み取れない

カードの置き方(スマホの読み取り位置)とケースの干渉が原因のことが多いです。ケースを外し、案内に表示される位置にカードを当て、動かさず数秒待ちましょう。それでも不安定ならPC+ICカードリーダーも選べます。

パスワードを忘れた/ロックされた

利用者証明用(4桁)・署名用(英数字)のパスワードは、コンビニのマルチコピー機や市区町村の窓口で再設定できます。申告直前に慌てないよう、早めに確認を。

マイナンバーカードを持っていない

これから取得する場合は申請から受け取りまで日数がかかります。ID・パスワード方式は2025年10月で新規発行が停止したため、早めにカードを取得するのが確実です。

会社員でも確定申告は必要?

年末調整で完了する人は原則不要ですが、医療費控除・寄附金控除・初年度の住宅ローン控除・副業所得20万円超などは確定申告が必要・有利です(会社員の確定申告ガイド参照)。

いつから・いつまで?

所得税の確定申告期間は原則2月16日〜3月15日(土日祝の場合は翌平日)。還付申告は対象年の翌年1月1日から5年間提出できます。e-Taxは期間中24時間(メンテナンス時間を除く)利用できます。年間の納付・申告スケジュールは税金カレンダーでまとめて確認できます。

関連ページ

参考リンク(出典)

本ページは次の公的情報をもとに作成しています(2026年6月時点)。画面構成・対応状況は更新されるため、申告前に最新の案内をご確認ください。

※本ページは一般的な情報提供であり、税務上の助言ではありません。個別のご判断は国税庁・税務署・税理士にご確認ください。